日本健康会議からマイナ保険証利用促進宣言が発達されました。内容は ①医療機関・薬局・保険者・事業主・行政など 医療に関わる全ての主体が一丸となって マイナ保険証の利用促進に取り組みます。②医療DXの推進に向け 率先して 国民の皆様に安心してマイナ保険証を利用いただけるよう マイナ保険証のメリットを発信するとともに 医療界・経済界・保険者等の取組を支援します。 ③医療機関・薬局においては データに基づくより質の高い医療の実現に向け 窓口等で積極的に マイナ保険証の利用を呼びかけるなど 利用率の向上に取り組みます。④保険者においては、加入者に対して新規加入者が速やかにマイナ保険証を利用できるよう 迅速かつ正確なデータ登録を徹底します。 ⑤事業主においては 職場を通じて従業員と家族にマイナ保険証の利用を呼びかけ 新規資格取得者は 5日以内の届出を徹底します というものです。
2024年12月2日以降に新規の健康保険証の発行が終了し(発行済み保険証は1年間有効)マイナ保険証に移行することとされています。
マイナ保険証で問題となっていた 誤って別人の情報が紐付けされていた問題は厚労省が登録済みの全データと住民基本台帳との突合や保険者による確認など一連の点検作業が4月までに完了したことの報告がありました。
調剤報酬上では ・マイナ保険証利用なしが3点/6月に1回 ・マイナ保険証利用ありが1点/6月に1回となっており マイナ保険証利用者の窓口負担が少なくなっています。手続き上のメリットとしては 「高額療養費」があります。1か月の請求額が限度額を超えたときには 超えた分が加入している健康保険から戻ってきます。これには申請が必要で 窓口で一旦請求額どおりに支払ってから還付してもらうことになりますが マイナ保険証があれば 1ヶ月の医療費が限度額を超えたときにはそれ以上の支払いが不要になります。
マイナンバーカード導入に当たっては、色々な不備がありましたが、使ってみると案外便利です。又 これからは 運転免許証他が マイナンバーカードと一体となりますので 利用を積極的に進めていきたいと思います。