あけましておめでとうございます。年始早々 地震や飛行機事故など暗い出来事がありました。飛行機事故については 人為的なミスがなければ防げたかもしれません。幾重にも事故回避システムがあったにも関わらず大惨事になってしまいました。
重大事故防止として ハインリッヒの法則というものがあります。ハインリッヒの法則とは アメリカの損保会社の安全技師だったハインリッヒ氏が5,000件以上の労働災害を調査した結果から提唱されたものです。同じ人間が330件の事故を起こしたとき1件の重大事故と29件の軽い事故があり、ヒヤリ・ハットに該当する事案が300件起こっていることが分かったのです。
ヒヤリ・ハットとは、事故に繋がりそうな「ヒヤッとした」「ハッとした」出来事が起きたものの事故には至らなかった事案のことです。つまり重大事故に至らない小さな「兆候」に対してちゃんと原因を突き止め対策をうっておけば大きな事故はおきないといえます。
調剤業務も重大事故を起こさないために日ごろからヒヤリ・ハット事案が起こった際の対策をしっかりとっていく必要性を強く感じました。