日本の人手不足は深刻化しており 会社の倒産も相次いで起きている状況です。人手不足になっている要因は ①60~64歳の退職世代を補う②20~24歳の就職世代が減少しているからです。因みに ②/①は、現在が78% 4年後が68% 8年後が58%と推計されています。この数字から 急激に人手不足が進むことが分ります。
2060年には 総人口が9,000万人を割り込み 65歳以上の人口が40%近い水準となることも推計されています。これによる労働力不足は 省力化やIT化などによる改善だけでは追いつきません。若い世代が少なくなる分 定年後長く働く人達が増えない限り 解消しないのです。そこで 一定の要件を満たす社員は70歳まで雇用を延長するようにしていく必要があります。これは 豊富な経験やスキルを持つ優秀な人財の流出防止など会社側のメリットがあります。長く働く為には 「意欲」が十分あり 「業務遂行能力」が衰えていなく 「健康」であることが要件として挙げられます。
特に 高齢化に伴い医療・介護量が増えますので 医療・介護現場の人手不足は深刻です。良い生活習慣を身に付け 心身共に健康で(健康寿命を延ばし)長く社会参加と社会貢献を目指したいと思います。